FIFA Confederations Cup Russia 2017 チリ vs ドイツ

前半
チリがパスを繋いで攻撃してきました。
サイドからのクロス狙いにだったように思います。
ドイツはペナルティエリア中央に壁を作って守っていました。
ハイボールに対しては競り合いでドイツが勝つのでチリはチャンスをつくれませんでした。
チリの攻撃が続きますが中盤での組み立てが苦しくなり後ろに下げた時をドイツに狙われました。
ドイツは最初からこれを狙っていたのかも知れません。
中央の選手がパスを受けたのですが、ボールを持っている選手に対して左から仕掛けます。
右の選手には別の選手が近づいてパスコースを消しました。
ボールを奪ってキーパーと一対一になります。
キーパーはボールを奪った選手に寄せましたが横に居た選手にパスを出されてしまい万事休すでした。
ドイツが無人のゴールに流し込んで先制します。
殆ど攻撃をしていないのですが上手く先取点を取りました。
先行してからも中盤から後ろで守りを固めて守り切りました。

後半
チリは得点を奪いたいので前掛かりになって行きます。
ドイツは焦らずに陣形を保ってチリの攻撃を限定していきます。
シュートを打たれる場面でもコースは限定していました。
チリが前掛かりになっているのでドイツは良いタイミングで縦パスを使ってチリディフェンスの裏を突いてきました。
チリは必死に自陣に戻らされる事になりました。
ドイツのディフェンスが上手かったのは、バイタルエリアのちょい外目で穴を開けておいてそこでボールを受けるようし仕向けていました。
シュートを打つには遠すぎてパスを出す相手にはマークをキッチリつけていました。
チリはそこからの展開に手間取ってしまい、マークを放したドイツディフェンスに寄せられてボールを奪い返されていました。
クロスは競り合いでまけてしまい、細かいパス交換はできない状況に追い込まれたチリは攻撃の手が無くなっていました。
チリはドリブルで持ち込んで仕掛けるようになりましたがドイツディフェンスは振り切られる事はありませんでした。
シュートの後のリバウンドで何回かフリーで打てるチャンスがありましたが枠に飛びませんでした。
.
総括
ドイツが効果的な攻撃と堅い守備で勝利しました。
殆どの時間帯でチリが攻勢を仕掛けている試合でしたが得点を奪えませんでした。
ドイツは直接狙える位置からのフリーキックも与えませんでした。
とても旨いディフェンスをしたと思います。
チリは一度のミスを突かれて負けてしまいました。
あれが無ければ違った展開になったかもしれませんが残念ですね。
ドイツ優勝おめでとうございます。
しかし彼らが恐ろしいのはレギュラーを殆ど連れてきていない事ですよね。
若手中心のメンバーでこれだけの試合ができてしまうのは驚きです。
ドイツのスタイルが少し変化したような印象を受けました。
パスサッカーではあるのですが、縦に短いパスをつなぐ速い攻撃をするようになっていますね。
状況によっては長いボールも入れてきたりもして攻撃の手が多そうです。
戻りが速いのも目立っていました。
これは厄介ですね。
ライバル国は要警戒でしょうね。
.
今日の★
ドラックスラー(ドイツ)

時間得点者所属チーム得点形式
20STINDLドイツ


ホームFinalアウェイ
チリ2017/07/02ドイツ
4,3,3陣形3,4,3
0得点1
21総シュート数8
8シュート枠内3
8シュート枠外3
5シュート阻止2
ゴール枠
2セーブ8
9コーナーキック4
4イエローカード3
0レッドカード0



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