F1 2021 R2 エミリアロマーニャ 決勝
小雨が降る中のスタートとなり若干の混乱がありました。
ポールポジションのハミルトンは普通にスタートしたのですが3位のフェルスタッペンが素晴らしいスタートを切りました。
2コーナーの侵入時に前に出てトップに立ちます。
フェルスタッペンとハミルトンのマッチレースが始まりました。
インターミディエイトでのスタートと成ったので路面の渇き具合が気になっているようです。
路面が乾き始めてスリックタイヤに交換するタイミングを見計らう事になります。
フェルスタッペンの方がタイヤ摩耗が進んでいたようです先にタイヤ交換に入る事になりました。
ハミルトンは1周遅れて交換に入る事を選び猛烈なペースで走ります。
タイヤ交換に入ったのですが右フロントで若干失敗し遅れました。
アウトラップを頑張ったフェルスタッペンがハミルトンの前で戻ってきました。
フェルスタッペンが周回遅れを処理していきます。
少し遅れてハミルトンもその集団に追いつきて抜き始めます。
ここで珍しくミスをしてしまいます。
コースをはみ出してフロントウィングを壊してしまいます。
バックでコース上に戻りピットを目指します。
周回遅れになる危機的状況だったのですがラッセルとボッタスが接触する派手なクラッシュが発生しました。
コース上にパーツが飛び散ってしまいレッドフラッグが提示されレースがストップしました。
ハミルトンは付いていましたね。
コースを掃除して再スタートが切られます。
フェルスタッペンがタイヤを温めている時に滑ってしまいあわやクラッシュするところでした。
彼も付いていましたね、他の車に接触する事なく直ぐにコースに復帰して先頭から再スタートしました。
ハミルトンは2位を目指してオーバーティクを繰り返す事になります。
フェラーリの2台サインツとルクレールを抜くのに手間取りましたが3位に戻ってきます。
2位を走るノリスはソフトタイヤを使っているので途中でピットに入ると思われたのですが最後まで走り切りました。
ノリスはコーナー区間で速く抜くのに手間取りましたが抜いて2位に返り咲きます。
残り数周でハミルトンとフェルスタッペンのファステストラップ合戦が繰り広げられます。
最終的にハミルトンがファステストラップを獲得しチャンピオンシップで1点差で1位を守る事になります。
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総括
フェルスタッペンがスタートから終始レースをリードしました。
ハミルトンは周回遅れになりそうなクラッシュをやらかしたのですが2位に戻りました。
幸運にも恵まれダメージを最小に食い止めましたよ。
開幕戦からメルセデスが大きく速さを増した印象を受けました。
ボッタスが不調だったのが気になりますがレッドブルとメルセデスのマシンは拮抗した性能になったように見えます。
ラッセルはウィリアムズで初のポイントを獲得できそうだったのでクラッシュしたのは可哀想です。
コンストラクターズ選手権もメルセデスとレッドブルが僅差です。
面白くなってきました。
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ポールポジション:ハミルトン
1位:フェルスタッペン
2位:ハミルトン
3位:ノリス
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