F1 2020 R16 サクヒール決勝

ハミルトンの代役としてメルセデスに乗るラッセルが好スタートを決めました。
ポールポジションのボッタスはスタートに失敗しました。
ボッタスの後ろ３位からのスタートだったフェルスタッペンが行き場を失い失速します。
好スタートを切ったペレスとルクレールに挟まれる事になりました。
ボッタスの内側に入ろうとした時にボッタスのマシンが揺れて避ける為にスピードを緩めます。
ペレスとルクレールに先行を許す事になります。
ペレスを抜こうとしてルクレールが失敗しました。
無理な突込みだったと思います。
左フロントからペレスの右リアにヒットしてしまいます。
ルクレールはサスペンションを壊してコース外に出てリタイアとなります。
当てられたペレスはクルクルと回転してしまい最下位に落ちました。
フェルスタッペンは行き場を失いコース外にはみ出しグラベルに捕まりました。
マシンのコントロールが失われて壁に激突してリタイアとなります。
マシンから降りてきたフェルスタッペンは壁を蹴って悔しがっていました。
ルクレールがやり過ぎたように思えます。
最後尾に下がったペレスはタイヤ交換に入りました。
マシンに大きなダメージは無かったようです・・・これは運が良いですね。
これで他のマシンとはタイヤ戦略が変わりました。
元々速いマシンだったのでオーバーティショウが始まりました。
フェルスタッペン達ライバルになり得たマシンが脱落したのでメルセデスのワンツー体制となります。
ラッセルが先行しボッタスが追いかける事になりました。
ここでラッセルが安定した速さを見せてくれます。
ボッタスとのギャップを２秒位で保ち走り続けます。
徐々にリードを広げていきます。
メルセデスはミディアムタイヤでのスタートだったので半分の周回数まで引っ張りました。
余裕をもってハードタイヤに交換しました。
ワンストップで逃げ切る作戦のようです。
ラッセルが首位を快走し初優勝するかと思われたのですがメルセデスが自滅しました。
イエローフラッグが出たために安全を喫してタイヤ交換に入りました。
それはまあいつも通りと言えるんですがピット作業がいつもち違いました。
ラッセルが入って来て割と速い交換を済ませます。
ボッタスが同じ周に続いて入ってきていました。
ピットの停車位置の前で待ってたようです。
メルセデスは若干慌てていたのでしょうね。
ボッタスのタイヤ交換で失敗しました。
左フロントのタイヤが取れませんでした。
中々外れず交換に使う道具を交換してました。
時間が掛かってしまいボッタスは大きく後退する事になりました。
ここまでならまだマシでした。
ラッセルにボッタス用のタイヤを混ぜて装着してしまったようです。
１周後にピットに居れてミディアムタイヤに履き替えさせました。
戻って時ラッセルはボッタスの後ろの６位になっていました。
再スタート後ラッセルは頑張りました。
早々にボッタスをオーバーティして前の車を抜きに掛かります。
あっという間に２位まで上がって来てトップのペレスを追う事になりました。
ペレスです、この時点で最下位に落ちたペレスがトップを周回していました。
ともに初優勝が掛かっています。
タイヤはラッセルの方が新しく優位です。
ペースもラッセルが若干速かったので残りの周回数を考えれば十分に抜ける可能性がありました。
再びラッセルに不運が訪れます。
リアタイヤがスローパンクチャーを起こしているとの連絡が入り交換する事になりました。
これでペレスを追うのはオコンとなります。
差が大きかったのでペレスが逃げ切りました。
ラッセルは９位に入り初ポイントを獲得しました。
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総括
ラッセルが可哀想過ぎます。
勝てるかもと思いながら走っていただろうに。
二回も不運に見舞われるとは・・・
メルセデスが普段と違って変なミスをしたのが不思議です。
十分なリードがあったので慌てる必要は無かったよな。
めげずに上位を目指して走るラッセルは良かったと思います。
ペレスが上手いレースを見せてくれました。
序盤にクラッシュに巻き込まれ最下位に落ちたのですが見事に上がって来ました。
セフティーカーが何回か入る混乱したレースを上手く組み立てたと思います。
初優勝おめでとうございます。
来年のシートが未定なのが信じられません。
メキシコ国歌を聞きながら感激しているペレスが素敵でした。
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結果
ポールポジション：ボッタス
１位：ペレス
２位：オコン
３位：ストロール
ファステストラップ：ラッセル
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